八月のやんばる林道流し・昼
八月に入り、沖縄は夏枯れの時期。虫は一旦姿を消す時期である。
見納めということで土日で昼夜両方のやんばるを見て回ることに。
昼は本当に虫の姿が薄い。時折ナガサキアゲハ(Papilio memnon)やシロオビアゲハ(Papilio polytes)、ベニモンアゲハ(Pachliopta aristolochiae)が飛ぶ姿がちらほらと見えるが、一ヶ月前に比べると圧倒的に減っている。
蜻蛉はリュウキュウハグロトンボ(Matrona basilaris japonica)やヤンバルトゲオトンボ(Rhipidolestes shozoi)、アオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)が林間の低い所でひらひらと飛んでいる姿がまだ見られる。
ウスバキトンボ(Pantala flavescens)は逆に一週間程前から物凄い勢いで成虫が出てきてあちこちを飛び始めていた。
蝶や蜻蛉はどうもTG-5では上手く撮れず、歯痒い。
林道沿いの朽木にはリュウキュウクチキゴキブリ(Salganea taiwanensis ryukyuanus)の一齢幼虫がよく見られた。二ヶ月ほど前に新成虫が出歩いているのを見かけたので、彼らが朽木の中に定住して産み始めたのだろう。
見返すと景色しか撮っていない。
曲がりなりにもブログを書いている身としてちょっと意識が低い。
おまけ
気が付いたら後ろにいた若いリュウキュウイノシシ(Sus scrofa riukiuanus)。
特にダム周辺は人馴れしている猪が多く、少し心配になる。