浦添大公園にて
昼から浦添大公園へ。
一瞬土砂降りになり不安だったが、その後は曇りのままなんとか降らなかったので安心して散策。
浦添大公園に来るのは初めてだ。
着くなり早早オオゾウムシ(Sipalinus gigas)がリュウキュウマツ(Pinus luchuensis)の樹皮に頭を突っ込んでいた。
根元周辺で交尾している様子が複数見られる。
見えづらいが、三ペアいる。この木だけで二十匹以上付いていた。どうやら立ち枯れに集まっているらしく、この後も数本群がっている木を見かけた。
ゴキブリを探して落ち葉をかき分けているとダンゴムシが歩いていた。
オカダンゴムシ(Armadillidium vulgare)
一応沖縄には生息していないことになっているが、南部では普通に見られる。
コシビロダンゴムシの一種。種類はわからないが、数種類いそうだ。
どれも個体数は多かったのだが、競争などは起こらないのだろうか。オカダンゴムシが在来種にどれほど影響を与えるのか、文献は多そうなので後日探したい。
外来種と言えばミナミヤスデ(Trigoniulus corallinus)も多くの個体が歩いていた。つぶらな瞳が可愛いヤスデ。
変な顔をしたヤスデだと思ったらダニが二匹付いているだけだった。どちらも種類はわからない。
チブサトゲグモ(Gasteracantha mammosa)
造形が非常に魅力的なクモ。変異も多様で、個体数も多いため観察していて楽しい。沖縄には全島でよく見られる。
階段を登りきった所で撮影。曇天だが、雨はなんとか降らなかった。ただ、到着する前に一降りあったので残念ながらゴキブリの姿は殆ど無かった。