ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

大きな馬陸達

 

乾いた地面をのんびり歩くクロオキナワアマビコヤスデ(Riukiaria falcifera)


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沖縄本島北部から沖縄市あたりまで広く生息している種だが、地域ごとの変異が激しく見ていて飽きない。名前の通り体に黒い模様が入る個体が多いのだがどうやら今回のエリアではそれが殆ど失われてほぼ橙色一色になるようだ。


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ヤスデの中ではかなり大型の種だが特にこの個体は大きい。本来なら既に乾燥のために地面に潜っている時期のハズだが、上を木木に覆われた林道であったこととこの大きさが相まって七月下旬でも活動出来たのだろうか。

この日はあともう一個体見かけ、またホルストアマビコヤスデ(Riukiaria holstii)も一個体が歩いているのを見かけた。どうやら数が減ったとはいえまだそれなりに活動しているらしい。

 

最近はヤスデダンゴムシ、ワラジムシを中心とした土壌動物にも興味が湧いてきている。元より土壌動物のカテゴリに含まれやすいゴキブリなのであるから、延長線上として手を出すかもしれない。