ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

キダチアロエ株分け

 

キダチアロエ(Aloe arborescens)が育ってきていたので株分けを行う事とした。

思い立って直ぐに行動に移したため、植え替え前の写真を撮ることを失念してしまっている。

 


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ここ最近、DAISO産の多肉植物・サボテンに慣れていたため、随分と巨大に感じてしまう。

いつから、そして何故キダチアロエがあるのかは記憶が定かでないが、少なくともここ四年程度は植え替えをしていない筈だ。

 

 

干すにしてもかなり場所を取るため、よく洗ってカーテンレールの上に置いておくことに。

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合計四株。既に内二株が孫株を葺いている。

 

根が伸び放題だったのをかなり短く剪定したので、一週間程干す。雨続きで湿度が心配である。

陰に蠢く影

 

 グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)の幼虫がグングンと成長し、最近は常に木の上に集合している。


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刺激を与えると潜ってしまうが、そっとしておくとひょこひょこと出てきてまた画像の様にもこもことしたシルエットに。

 

 

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ケースの壁面も穴だらけで、その一つ一つの先には幼虫が隠れ住んでいる。

早くもケースが手狭になってきたため、幾らかは売りに出した方が良さそうだ。

 

ダブルカクタス

 

 DAISOサボテン

 

フェロカクタス
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丸い・強棘・すべすべ

と、三拍子揃った好みのサボテン。小型爬虫類の皮膚のような艶消しの触り心地がとても気持ちがいい。

品種は恐らく日の出丸と思われる。

 

 

 

ミニサボテン
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いつもの属名不明種。

属すらわからないのは素人にとって修羅の道であるが、然し初めから確定した種をマニュアル通りに育てていてはどんな生物でも咄嗟の判断を間違えることに繋がりやすい。

そもそもゴキブリや他の昆虫は採集してきて飼育している種も多くいることだし、矢張り自力で同定して様様な種を知ることは大事だと思う。

 

 

本音を言うと調べることがただ好きなだけなのだが。
 


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良く見ると下部には短い棘が一つの棘座から数本出ているのがわかる。だが強棘種という訳でもなさそう。

 

DAISOの植物は同じ属の種でも属名が書いてある時と無い時がある為、もしかすると既に記事に書いたサボテンの中に近縁種がいるかもしれない。というか若干フェロカクタス属に類似した特徴を持っているような。

 

まあ何度も言うが相手はサボテン。齷齪急いだって成長は早まるばかりか寧ろ枯れてしまいそうだから、こちらも負けじとのんびり付き合っていこうと思う。

今は同じくフェロカクタス属の棘無王冠竜が欲しいなとぼんやり考えている。

 

飴色のゴキブリ

 

ヤエヤマオオゴキブリ(Panesthia angustipennis yayeyamensis)が羽化していた。


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綺麗に体がすっぽり嵌るサイズの空間を作ってから脱皮する。見事。

壁はただ押し固めているだけなのだろうか?普段隠れ住んでいる時も同じような部屋の中にいるが、流石に脱皮の時は別の作り方をするような気もする。

 

それにしても赤い。オオゴキブリは他の種と異なり、脱皮後間もなく飴色がかった朱色のような色合いになる。木の中で暮らすためにクチクラが厚いこととなにか関係がありそうだ。

小型ペペロミア

 

 小さめな多肉植物

ペペロミア・ニパグラ? 
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店での管理が悪かったようでそこそこ徒長していた。

加えて持ち帰る途中で一度倒してしまったため、一本が真ん中で折れてしまっている。
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乾燥させるべきか迷ったが、いつから水が与えられていないのか不安であったため直ぐに植え替えた。


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植え替えの途中にボロボロと零れ落ちた葉は取り敢えず土の上に置いておく。
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もしかしたら一つくらい芽吹くかもしれないが、まあ期待はあまりしない方がいいだろう。

 

多肉植物然としたペペロミアはお気に入りだがあまり店頭に並んでいないため、頑張って元気になってほしい。

 

 

因みに今植え替えをして外に出すまでに冷蔵庫の横に置いてあるのだが、いい加減狭くなってきたのと、ジャイアントウッドの世話をする際に毎度毎度面倒くさいため別の置き場所を考えたい。


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下がジャイアントウッドのケース。

梨やりの季節

 

 

今年も梨の季節がやってきて

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見事に傷める。

 

 梨の生産量日本一は伊達では無く、何もしなくても貰い物でどんどん梨が増えていく。その中には申し訳ないが矢張り傷んでしまうものも。

そして案の定そんな梨はゴキブリ達の腹に納まる。

 

上の画像の梨半分を切り刻む。
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常常思うが、自分が食べない果物を丁寧に大きさを調節して切り分ける様子は動物園の飼育係のようだ。

動物園の飼育係の仕事はよく知らないけれど。

 

 


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 ドミノローチ(Therea olegransjeani)

成虫が増えてきて、餌に集る様子が一気に派手になった。機敏だが振動などはあまり気にしないで食べる。

 

 


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オオゴキブリ(Panesthia angustipennis)

穴の近くに置き、部屋を暫く暗くしていたらひょっこり出てきて齧っていた……のだが、写真に収めようと構えた瞬間に影に気がついて逃げ込まれてしまった。

悲しいのでそのまま貼る。

 

 


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ドミニカローチ(Hemiblabera tenebricosa)

幼虫がまた殖えてきた。

 

 


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 ジャイアントウッドローチ(Archimandrita tesselata)

小さなゴキブリが欠片に集って思い思いに齧っている様子を見るのも好きだが、何方かと言えば大きなゴキブリがガッツリと目に見えて食べ進んでいく様子の方が見ていて楽しい。

 

 


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 羽化の際に翅がきちんと収まらなかった個体はどうやら雌だったようで腹が膨れている。そこに梨が加わってかなりまんまるだ。

 


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 非常にスロースペースであるが、幼虫も元気に育ってきている。どのステージでも乾燥には滅法強いようで、月に三回ほどの野菜・果物クズ以外は基本的に水無しで飼育できている。成長が遅いから死体が溜まって蠅や黴が発生することも無い。

 

パッパッと与えていったため画像は無いが、合計で十五種程度に梨を与えた。これから寒くなる一方なので、今のうちに体力を付けておいてもらいたい。

部屋は加温するけれど。

 

 

 

ハオルチア入手

 

近所のDAISOに多肉植物・サボテンが入荷していた。

その中に前前から気になっていたハオルチアを発見し、嬉しさの余り二つ購入してしまった。


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品種はまだ調べていないが、オーソドックスなハオルチアという雰囲気。

軟葉系が欲しかったので非常に嬉しい。

 

三日間暖かい室内に置いておいたので土が充分乾燥した。入荷したばかりであったし、DAISOの観葉植物は土が固められていないからそのままでも充分育てられる筈だが、植え替えたいので植え替える。ハオルチアは寒さに強いという事なのでこの時期の植え替えは問題ないだろう。


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引き抜いてみると案外根が太く、長い。

地表型の植物ということが良くわかる。

 

 

二回りほど大きい鉢に植え替える予定なので根は切らずにそのまま伸ばしておく。もしかしたら傷ついているかもしれないので二日ほど干す。

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因みに右上で乾燥させているのは最近購入したステノカクタス。

他にも何種類かの多肉植物の土を乾燥させている。左上にあるペペロミア・グラベオランスらしき多肉は何故かこれだけ観葉植物のコーナーに置いてあった。

 

ハオルチアは春秋型なのであと半年もすれば目に見えて成長するのではないだろうか。

 

 

ゼオライト導入

 

半信半疑ながら買ってみた防ダニ・消臭を謳うゼオライト。三太郎の日に購入。

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使用先は勿論デュビア(Blaptica dubia)

 

 

未だコンスタントに死に続けている理由は壁虱だけではなかろうが、兎に角色色試してみたい。

 

ゼオライトの見た目はこの通り。形状と大きさはザラメとほぼ同じ感じ。
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理屈はよく分からないのだが、曰く「細かい穴で臭いの元を吸着」と「微粒子が壁虱の気口を塞ぐ」等の効果がある、らしい。

細かい穴が空いている状況で微粒子があるんなら少なくともどちらかは効果が無いのではないかと思うのだが、どうにかなっているようだ。真偽不明。

カブトムシ用を謳っているのだから、少なくとも化学的作用で虫に悪影響は無い、だろう。DAISOを信じたい。

微粒子の話が本当だとすると幼虫にはダメージがある可能性が高いのでまずは部分的に導入。


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先のスプーン三杯分を撒く。

 


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混ぜる。

 

 

明日以降、このエリアでとりわけ幼虫の死体が見られるようであったらこれ以上の使用は控えることとして、今日は終了。

 

回復を望む。