ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

デュビア経過

 

ゼオライトのお陰か乾燥しただけかは不明だが、デュビア(Blaptica dubia)のケース内での壁蝨の増殖は下火になってきたようだ。

ゼオライトによると思われる幼虫の死も確認出来ず、効果の有無は兎も角、悪影響は見られなさそうなのでこのまま継続してみる。

 

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それでも幼虫は死んでいる。

どのステージも死に続けているので、別口で対処する。

 

壁蝨が付かない一〜二齢幼虫だけを選んで隔離する。体が赤くなったり黒ずむような死体は見かけないが、ウイルス性の大量死の可能性も考えて幾つかケースを分けた方がいいだろう。
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取り敢えず第一弾。

ケースを開け、逃げる幼虫を入れていく。壁蝨が一緒に入っては元も子もないので一匹一匹摘んで集める。

 

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二百五十匹にするつもりだったのだが、勢い余って一匹多くなってしまった。今更取る気力も無かったため、このままでいく。

 

慣れているとはいえ、黙黙と只管に選別するのは意外と疲れる。

日を置いてまた別のコロニーを作り直そう。

 

黴実験経過

 

以前、ヤエヤマオオゴキブリ(Panesthia angustipennis yayeyamensis)の飼育ケースに黴が生えた朽木を埋めた。それから二週間が経過。

 

 

polipg.hatenablog.com

 

 

10/8時点
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 これが

 

10/22 時点
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こう。

 

埋まっている。移動の際に周囲の床材がかき混ぜられるのだろう、ふかふかのマットで覆われるようにして沈んでいた。

 

上の土を除けてみる。


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光の加減で分かりづらいが、断面のみならず樹皮も緑色の黴に覆われている。ただ、触ってみた所、依然硬いままで特に分解されている感じはしなかった。

 

少し乾燥気味だったので霧吹きで加湿してまた放置しておく。果たして上手く分解されるだろうか。

 

キダチアロエ株分け

 

キダチアロエ(Aloe arborescens)が育ってきていたので株分けを行う事とした。

思い立って直ぐに行動に移したため、植え替え前の写真を撮ることを失念してしまっている。

 


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ここ最近、DAISO産の多肉植物・サボテンに慣れていたため、随分と巨大に感じてしまう。

いつから、そして何故キダチアロエがあるのかは記憶が定かでないが、少なくともここ四年程度は植え替えをしていない筈だ。

 

 

干すにしてもかなり場所を取るため、よく洗ってカーテンレールの上に置いておくことに。

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合計四株。既に内二株が孫株を葺いている。

 

根が伸び放題だったのをかなり短く剪定したので、一週間程干す。雨続きで湿度が心配である。

陰に蠢く影

 

 グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)の幼虫がグングンと成長し、最近は常に木の上に集合している。


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刺激を与えると潜ってしまうが、そっとしておくとひょこひょこと出てきてまた画像の様にもこもことしたシルエットに。

 

 

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ケースの壁面も穴だらけで、その一つ一つの先には幼虫が隠れ住んでいる。

早くもケースが手狭になってきたため、幾らかは売りに出した方が良さそうだ。

 

ダブルカクタス

 

 DAISOサボテン

 

フェロカクタス
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丸い・強棘・すべすべ

と、三拍子揃った好みのサボテン。小型爬虫類の皮膚のような艶消しの触り心地がとても気持ちがいい。

品種は恐らく日の出丸と思われる。

 

 

 

ミニサボテン
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いつもの属名不明種。

属すらわからないのは素人にとって修羅の道であるが、然し初めから確定した種をマニュアル通りに育てていてはどんな生物でも咄嗟の判断を間違えることに繋がりやすい。

そもそもゴキブリや他の昆虫は採集してきて飼育している種も多くいることだし、矢張り自力で同定して様様な種を知ることは大事だと思う。

 

 

本音を言うと調べることがただ好きなだけなのだが。
 


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良く見ると下部には短い棘が一つの棘座から数本出ているのがわかる。だが強棘種という訳でもなさそう。

 

DAISOの植物は同じ属の種でも属名が書いてある時と無い時がある為、もしかすると既に記事に書いたサボテンの中に近縁種がいるかもしれない。というか若干フェロカクタス属に類似した特徴を持っているような。

 

まあ何度も言うが相手はサボテン。齷齪急いだって成長は早まるばかりか寧ろ枯れてしまいそうだから、こちらも負けじとのんびり付き合っていこうと思う。

今は同じくフェロカクタス属の棘無王冠竜が欲しいなとぼんやり考えている。

 

飴色のゴキブリ

 

ヤエヤマオオゴキブリ(Panesthia angustipennis yayeyamensis)が羽化していた。


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綺麗に体がすっぽり嵌るサイズの空間を作ってから脱皮する。見事。

壁はただ押し固めているだけなのだろうか?普段隠れ住んでいる時も同じような部屋の中にいるが、流石に脱皮の時は別の作り方をするような気もする。

 

それにしても赤い。オオゴキブリは他の種と異なり、脱皮後間もなく飴色がかった朱色のような色合いになる。木の中で暮らすためにクチクラが厚いこととなにか関係がありそうだ。

小型ペペロミア

 

 小さめな多肉植物

ペペロミア・ニパグラ? 
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店での管理が悪かったようでそこそこ徒長していた。

加えて持ち帰る途中で一度倒してしまったため、一本が真ん中で折れてしまっている。
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乾燥させるべきか迷ったが、いつから水が与えられていないのか不安であったため直ぐに植え替えた。


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植え替えの途中にボロボロと零れ落ちた葉は取り敢えず土の上に置いておく。
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もしかしたら一つくらい芽吹くかもしれないが、まあ期待はあまりしない方がいいだろう。

 

多肉植物然としたペペロミアはお気に入りだがあまり店頭に並んでいないため、頑張って元気になってほしい。

 

 

因みに今植え替えをして外に出すまでに冷蔵庫の横に置いてあるのだが、いい加減狭くなってきたのと、ジャイアントウッドの世話をする際に毎度毎度面倒くさいため別の置き場所を考えたい。


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下がジャイアントウッドのケース。