ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

オオモリセッティング

 

オキナワオオモリゴキブリ(Symploce gigas okinawana)のセット。


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兎に角素早い。

体重が軽い上に初速が群を抜いて速いので縁にはワセリンを厚く、確りと塗らないと脱走の危険が伴う。

 

水場と乾燥している場所を分け、加えて登る習性があるので段ボールで張りつける場所を。f:id:polipG:20181218010015j:image

速くてまともに撮れず。

 

後後落ち葉を加えて写真を撮り直す予定。

 

ゴキブリ三昧

 

気温が下がって天気は晴れ。オキナワオオモリゴキブリ(Symploce gigas okinawana)が出るには丁度いい。

急遽北部へ探しに。

 

ゴキブリ……の前にライトを確認。

ケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)が来てないかと思ったが残念ながら見つからず。


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その代わりマメクワガタ(Figulus punctatus)を発見。

初採集である。ライトに飛んできた記録もそれなりにあるとは聞いていたが初めての出会いが灯火採集とは。

雌雄は当然わからず。別に今は確認する必要も無いのでゲニもそのままで。

 

 

さて、ゴキブリ採集のポイントに辿り着くと早速ヒメツチゴキブリ(Margattea kumamotonis shirakii)。f:id:polipG:20181218005211j:image

寒くなって数が増えたものの冷え込むと動きが鈍るようで観察がしやすかった。

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本当に数が多い。

 

 

ヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)も確認。
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彼らもいつでもいる。しかし未だに野外雄を見ていない。

いつでもいるからいつか会えるだろうとタカをくくっていたが……。

 

 

オキナワオオモリゴキブリ
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切られたクワズイモ()の断面に来ていた。まだ幼虫。


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食べているのか?ただ汁を啜っているだけなのか?

 

 

ワモンゴキブリ(Periplaneta australasiae)だろうか?
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一齢幼虫が一匹だけ。

あまりPeriplaneta属を見かけない場所だったのでもしかしたら……と思い、採集した。報告はまた今度。

 

マダラゴキブリ(Rhabdoblatta guttigera)
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成体はもう見かけない。幼虫も石の下などで隠れているだけだ。

 

ゴキブリが沢山見られて非常に満足度の高いやんばるであった。

 

また毛深探し

 

南部でケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)探し。

夜に時間があるとなんとなく探しに行ってしまう魅力がある。


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飛んできた姿を撮るのには中中苦労した。

想像していたより激しく飛ぶ上に着地しても直ぐにまた飛び立とうとするのだ。

 

オキナワトガリナナフシ(Entoria nuda)らしき雌も見かけた。
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最近またよく見る気がする。今の時期が意外と成虫の発生期の一つだったりするのだろうか。

 

ツーショット。
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毛深の雄

 

ケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)の雄を漸く発見。

生憎何もケースが無かったのでバッグの中に入ってもらった。


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非常に可愛い。

 


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意外と引っ込み思案というか、指に乗せると触覚を閉じて固まってしまう。よく見ると腹のみならず背面全体にも産毛が生えている。

 

腹を見ようとすると一転して暴れる暴れる。
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その名に違わず立派な毛。


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美しい虫。

 

青&青

  

最近は一気に寒くなり、やんばるでも夜は15℃程度にもなるようになった。

長雨を抜けて昼がとても暖かい日が来たので、大急ぎで北部へ。目的はカエルとヘビ。

 

街灯を見つつ山へ向かう。飛んできている虫は想像していたより少ない。

 

山に着くと早早にイボイモリ(Echinotriton andersoni)と遭遇。久しぶり。
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泥を被った個体も。
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見返して気がついたが、アングルがほぼ一緒である。折角なんだから正面も撮っておけばよかった。

 

コシビロダンゴムシの仲間も多数。
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紋が橙色でとても美しい。


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これは違う種類?雰囲気が違うが、どうなのだろう。

飼育したいが、今一つ適した環境がわからない。

 

オオゲジ(Thereuopoda clunifera)
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ぶら下がっているのを見て初めて気がついたが、掴む脚と離す脚を交互に動かして歩いていた。ゆっくりと移動する時だけなのか?機械を思わせる挙動に不思議な感覚を受けた。

そう言えばゲジの仲間は美味しいと聞く。平坂寛氏曰く、「里芋風味」。蟲喰ロトワ氏曰く、「芋のような甘い香りとやさしい甘み、エビに負けない強い旨み」だそうだ。詳しくは以下のリンク。

 

平坂寛氏

www.monstersproshop.com

 

蟲喰ロトワ氏

mushi-sommelier.net

 

平坂氏は焼き、蟲喰ロトワ氏は茹でのようだったので機会があればどちらも試して見たい。

 

転石下にはオキナワアギトアリ(Odontomachus kuroiwae)。
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非常に格好良いアリだが、森林性であり切り株の真下などに巣を作る習性からあまり人目に付くことはない。警戒心も強いため、本当は歩いている姿を撮りたかったのだが時間の関係上一旦捕まえてから撮らせてもらった。いつか飼育してみたいアリの一つ。

 

そう言えば世界最速の動きをする動物がアギトアリの一種からドラキュラアント(Mystrium camillae)に更新されたとかなんとか。


"Snap-jaw morphology is specialized for high-speed power amplification in the Dracula ant, Mystrium camillae"

https://royalsocietypublishing.org/doi/full/10.1098/rsos.181447

 

 

さてさて、そんなこんなで沢に到着。今回の目的であるカエルを探す。


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イシカワガエル(Odorrana ishikawae)。

小さい個体が本当に多い。来る度に見るので段段と有難みが薄れてきてしまった。沢を登れば大きい個体もいるのだが、残念ながら今回は装備が無い。


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実はこれ、壁に張り付いている状態。

ほぼ垂直な崖のような場所を上から撮影したのだが、思ったより平面感が出てなんだか楽しい。遠近感も何となく狂う。色んな意味で矢張り実際に見るのと写真とでは全然違うことを実感。

 

また、付近の枝にハナサキガエル(Odorrana narina)。
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3cm程の可愛らしい個体。

 

ハナサキガエルは背中の色の変異が激しく、一面緑だったり土色地に茶色の斑紋があったりと見ていて楽しい。
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この個体は青い斑点が入る、俗に言う「青ハナサキ」という個体。この場所はイシカワガエルもハナサキガエルも青い個体が多いらしい。

 

葉にはヒメツチゴキブリ(Margattea kumamotonis shirakii)。少し自信はないが。
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この写真、中中美麗な魅力を引き出したとお気に入りである。大抵は小さいため光や焦点を工夫している間に逃げられてしまうのだが、寒さからか緩慢になっていたようだ。

 

ヘビは見られなかったがカエル含め見たかった生き物はそれなりに見られたので下山。

下る途中に大きな音がしたので振り向くと、青ハナサキが。

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さっきの個体より青の面積が大きく、加えて鮮やかな緑も混ざって非常に綺麗。
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それに

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結構大きい。指との位置が少し変だったせいで小さく見えるが、6cm位はある。ハナサキガエルとしてはまずまずの大きさだ。

 

帰りに良いものを見られたので満足。そう思いながら帰ると、本当に最後の最後、登山口入口でイシカワガエルにも遭遇。

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抜けるような爽やかな水色。体長も二回りほど大きく、4cm近くある。こんなに明るい青イシカワは初めて見た。

 

実は今回は久久のやんばるに僅かな時間を見つけて青イシカワを見に来た、という方と一緒の散策であったのだがその方が豪運と噂される人物であった。自分は初めてお会いしたのだが……本当に運というのは人によって様様だと、フィールドに出れば出るほど信じたくないが思えてしまう。見る場所が変わってくるというのも勿論あるのだろうけれど……。

 

 

 

 

 

初オオモリゴキブリ

 

念願のゴキブリの一つであったオキナワオオモリゴキブリ(Symploce gigas okinawana)を捕ることが出来た。


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しかし、代償なのか一通り写真を撮り終わった直後にカメラの画像を読み込めない事態に。

止む無く携帯電話のカメラで撮影することになった。

 

セットし次第、改めて写真を投稿したい。

冬のバードウォッチング

 

知り合いが南部方面に鳥を見に行かないかと誘ってくれたため、喜んでと即答して車に飛び乗った。

目的はミサゴ(Pandion haliaetus)とハヤブサ(Falco peregrinus furuitii)だそう。

 

早朝は雨がパラついていたものの、十時も回ればカンカン照り。体感的には完全に夏である。

 

 

 

一つ目のポイントは下流の汽水域。アオサギ(Ardea cinerea)などが中州に集まっている。恥ずかしながらサギなどはダイ、チュウ、コの区別もつかないようなペーペーなので、今回の記事で名前に間違いなどがあったら御指摘頂きたい。


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実はこの画像の中にミサゴがいる。だが余りにも遠すぎてTG-5では点にすら写らなかった。その後も何度か接近したものの、どれも肉眼でギリギリ確認出来る程度。残念。


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中洲の鳥すら良く見えない。

現場ではバッチリ群れが見えていたのだが、矢張り接写を得意とするTG-5には荷が重かったようだ。

念の為携帯電話のカメラでも撮ったがより酷い画質だったため断念。

 

 

もう一つのポイントはバン(Gallinula chloropus)が見られるとのこと。

到着したのは住宅街の中に位置する川。マングローブが茂る、ごく普通の川だがよく見ると蟹や鳥がチラホラと見える。


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……見えない。

本当は写真の範囲に三羽程のバンがいたのだが、案の定写っていなかった。残念。

波打ち際(?)に上がる度に黄色い足が目立つ。

 

楽しかったが、帰って振り返ると何も記録に残っていない。それもそれで悪くは無いが、折角なので残したいという気持ちもある。うーん……カメラ……。

 

 

 

 

 

 

カマキリ三種

 

いつもゴキブリを探しているポイントの草が刈られていた。ヒメツチゴキブリ(Margattea kumamotonis shirakii)でも出てきてはいないかと探すと何匹ものカマキリが。

 

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ヒメカマキリ(Acromantis japonica)

幼虫が五匹。

 


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スジイリコカマキリ(Statilia nemoralis)

緑型は初めて見た。コカマキリはかなりカラーバリエーションがあるので見ていて楽しい。

 


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チョウセンカマキリ(Tenodera angustipennis)


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胸の真ん中にオレンジ色の点。

 

このポイントは一年を通じてカマキリが見られるが、この時期でもこんなにいるとは。出てきたのは草刈りが原因だろうが。