雨のクリスマス・イヴ
クリスマス・イヴ。
天気は芳しくない予報だが北部へ。
一応ケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)を探すのが主目的。
早めに出たので普段は行かない奥の方まで足を伸ばした。
オキナワオオモリゴキブリ(Symploce gigas okinawana)
この時期はまだ幼虫も多いようだ。普段はガレ場の隙間や倒木の隙間にいるようで、見かけるのは専ら人工物か草葉の上。ツチゴキブリ類のように夜間になると盛んに徘徊するタイプのようだ。
道の脇ではハブ(Protobothrops flavoviridis)が器用に斜面を登っている。
申し訳ないが一旦降りてきてもらおう。
そこそこ大きな個体。模様もはっきりしており、大きさと美しさのバランスが一番良いタイミングだ。
ライティングで妙な画質になってしまった。
ヒメハブ(Ovophis okinavensis)も出ている。小雨が降っているものの気温はあまり下がらず、風も殆ど無いため蛙狙いの蛇にとっては好条件。
逆に昆虫にとってはあまり良い気候ではないようだ。
タイワントビナナフシ(Sipyloidea sipylus)
移動するとまたハブ。
これもそれなりに大きい。
そしてまたまたハブ。
この個体はかなり慌てているようだったので取り敢えず証拠写真だけ撮ってそのままサヨナラ。
その後、ケブカコフキコガネを探し濡れた林内を歩くも一匹も見られず。雨の影響かライトにも虫が全然来ていなかった。