ゴキブリ三昧
気温が下がって天気は晴れ。オキナワオオモリゴキブリ(Symploce gigas okinawana)が出るには丁度いい。
急遽北部へ探しに。
ゴキブリ……の前にライトを確認。
ケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)が来てないかと思ったが残念ながら見つからず。
その代わりマメクワガタ(Figulus punctatus)を発見。
初採集である。ライトに飛んできた記録もそれなりにあるとは聞いていたが初めての出会いが灯火採集とは。
雌雄は当然わからず。別に今は確認する必要も無いのでゲニもそのままで。
さて、ゴキブリ採集のポイントに辿り着くと早速ヒメツチゴキブリ(Margattea kumamotonis shirakii)。
寒くなって数が増えたものの冷え込むと動きが鈍るようで観察がしやすかった。
本当に数が多い。
ヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)も確認。
彼らもいつでもいる。しかし未だに野外雄を見ていない。
いつでもいるからいつか会えるだろうとタカをくくっていたが……。
オキナワオオモリゴキブリ
切られたクワズイモ()の断面に来ていた。まだ幼虫。
食べているのか?ただ汁を啜っているだけなのか?
コワモンゴキブリ(Periplaneta australasiae)だろうか?
一齢幼虫が一匹だけ。
あまりPeriplaneta属を見かけない場所だったのでもしかしたら……と思い、採集した。報告はまた今度。
マダラゴキブリ(Rhabdoblatta guttigera)
成体はもう見かけない。幼虫も石の下などで隠れているだけだ。
ゴキブリが沢山見られて非常に満足度の高いやんばるであった。