DAISOチランジア
DAISO観葉植物。
チランジアにも興味があったので購入してみた。以前にも一株、貰い物のチランジアを栽培していたのだが、当時は飼育法のいろはのいも知らなかったため瞬く間に黒く枯らしてしまった。今回はリベンジである。
左からイオナンタ、カプットメデューサエ、チランジアと表記されている。
恐らく右のチランジアはシュードベイレイであろう。
上の画像は二十分間ほどソーキングを行ったあとなので、全体的に緑が強くなっている。
そこで初めて気がついたのだが、イオナンタは葉先が茶色くなっていた。早速先行きが怪しい。
取り敢えずまずは情報を色色入れてから、次第にセッティングしていく。幸い植え替えが必要無い為、オーソドックスなチランジアの飼育法で暫くは待っていてくれるだろう。
マル?ヒメマル?
西表島採集のゴキブリ五匹。
マルゴキブリ(Tricnoblatta nigra)或いはヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)であることは間違いないのだが、判別が付かない。
今のところわかっているのは
・どちらも雄成虫はいない。
・三匹はかなり丸みを帯びているが、二匹はやや薄い
という事で、可能性としては薄い二匹はマルゴキブリの幼虫と考えられる。そして丸みのある個体のうち二匹はヒメマルゴキブリの雌成虫である。
何故そう断言出来るのかというと
二匹が仔を産んだからである。
一枚目は奥に潜んでいてよく分かりにくいが、二枚目は明らかに幼虫が母親に集まっている。
そういえば去年採集した個体も直ぐに仔を産んだ。
彼らは夜、樹林の奥で木の上を歩いている所を捕まえられているのだが、若しかすると出産を間近に控えた雌成虫は子育てに向いた地を求めて歩き回る習性があるのかもしれない。取り敢えず今は彼らを無事に成虫にする事を目指し、いつか調べてみよう。
アロエ植え替え完了
10/21に株分けして乾燥させていたキダチアロエ(Aloe arborescens)。
あれから一週間が経過したので、もう植え替えしていいだろう。
サボテン・多肉植物の土が少ない反面、観葉植物の土が余っていたため、同じく余っていたゴキブリ用のヤシガラマットと混ぜ合わせて使用する。
観葉植物の土とヤシガラマットを1:1で混ぜ合わせ、それらを鉢の六割ほど入れる。後は一割ほどサボテン・多肉植物土を入れて少し押し固め、アロエを中心に置きつつ隙間を更に埋めていった。
写真撮影はいつもの如く忘れた。
完成。
表面は化粧砂としてパーライトを敷いてある。軽い為風で飛びやすく、湿っても色が変わらないので正直実用性は低い。水をあげると下の微粒子が浮き、パーライトに活着する為、徐徐に焼豆腐の様な見た目になるハズ。
一つだけ弁明させて貰うと、上の写真奥のアロエがかなり傾いでいるように見えるが、あれはあくまでもその後に子株が成長するのを見越してあの形になっているのであって、決して手先が不器用であるからではない。
という言い訳を思いついたのだが、どうだろうか。
ポーセリン羽化
まだ日が昇っていない朝、静かな部屋で机に向かっていると棚から「パタタタタ……」と細かい羽音が聴こえてきた。
原因を探ってみると、先日幼虫で購入したポーセリンローチ(Gyna lurida)が羽化していた。
白系の雄。
ポーセリンは飼育も簡単な上成長も早いのでゴキブリ初心者にオススメな種なのだが、然し彼らの世話をする時は必ず日が昇っている時に限る必要がある。
幼虫は壁を登れないが成虫になると爪間盤が発達し、それに加えて力強い翅が生えてくる。そしてとびっきりの夜行性である為、夜間にケース内を所狭しと走り回るのだ。普段は既に日が昇ってから起床しているから気が付かなかったが、夜行性の昆虫にとっては明朝もまだ活動時間なのだろう。
基本的には臆病な性格なので刺激を与えると床材の中に潜り込むのだが、時折外へ逃げようとする個体も表れる。特に土をほじくり返したり、霧吹きで水を与えるなど全体的に刺激すると飛び出しやすい。壁を登るのはワセリンや炭カルで防げるものの飛んで逃げるのはどうしても防ぎようがない。雌は体が重いためか殆ど飛ばないのが辛うじて救いか。
そんな感じでどこかグレムリンを彷彿とさせる飼育を強いられるゴキブリであるが、その美しさと変異の多様さは他には見られない魅力がある。飼育が容易かつ世代交代も早すぎず遅すぎずで管理しやすいので、ペットローチとしてはかなり上位に入るのではないだろうか。
成虫のドタバタに驚いて潜んでいた幼虫達も飛び出してきた。彼らもじきに次次と羽化する事だろう。