ヒメマルは上見で区別出来るか
ヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)
多分雄の終齢幼虫
こっちは雌……?
ちゃんと確認していないのだが、大きさが同じくらいでもどう見てもヘリというか縁の形状が違う個体がいることに気がついた。
残念ながらこの個体は譲ってしまい、写真を整理している時になんとなく気が付いたので今は確認出来ない。また大きな個体が何頭か手に入ったらちゃんと確認しよう。
やんばる毛深
北部でのケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)探し。
雌の記録は中南部より北部の方が圧倒的に多い。
とはいえ、他の虫に比べれば全くと言っていいほど見つからないわけなのだが。
因みにこの採集は昨年末に行ったもの。
結論から言うと、雌は見つけられなかった。
それどころか雄も殆ど発生しておらず、幾つかライトを巡ったものの結果三頭。
それも林沿いに車道を歩いていた時に偶発的に出会ったもの。
飛んでいた所を叩き落とした。
月齢は微妙とはいえ、時間や気温はそう悪くは無いハズ……と思ったが昼過ぎに少し雨が降った。
夕方には上がったとはいえ、このあまりにも少ない現状を考えるとそれしか考えられない。
惜しい気持ちがいっぱいであると同時に、体毛が多い分湿度に敏感なのかもしれないなあなどと感心していた。
2018年最後の更新
今年も色色な生き物達と出会えました。
来年も、ゴキブリ含め色んな場所で色んな生き物と会えるように頑張っていきたいですね。
それでは、良いお年を。
ジャイアントウッドの性比?
ジャイアントウッドローチ(Archimandrita tesselata)
雄終齢幼虫腹部末端
雌終齢幼虫腹部末端
他のゴキブリ同様わかりやすい。
成虫
別の成虫
何故か雌しかいない。
成虫は10匹前後いるが、全て雌であった。
しかし初齢から段階的に沢山いるのだからたまたまなのだろう……。雄の寿命が極端に短かったりするのだろうか。
茅打バンタ
茅打バンタ周辺へ。
ゴツゴツとした岩肌が多い。
頭隠して尻隠さず。
サツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis)
幼虫も。
最近、姿を見かけなかったが乾燥した岩ばかりの地帯だとこの時期でも優占種のようだ。
ゴキブリいる所であればほぼ必ず彼らがいる。
オオゲジ(Thereuopoda clunifera)
足が明るく、背は渋い個体。
こっちも。
ホオグロヤモリ(Hemidactylus frenatus)?
わからない鱗翅と
わからない膜翅
わからないコウガイビル
コウガイビルに至ってはそもそも種名が付いていない可能性すらある。
崖は脇から色色と着生している植物が。
あの辺を探せば他にも沢山の生き物が見られるだろうが、そんな気力も無し。
今回はここまで。
ヒメツチ卵鞘
ヒメツチゴキブリ(Margattea kumamotonis shirakii)
卵鞘を付けている。体に対してかなり立派。
張りもあって、良い卵鞘だ。
恥ずかしながら実はまだ同定が完全では無いので、卵鞘の記録もちゃんと残しておきたいという心境。