取り敢えず更新
履歴を見れば二週間も更新していない。
暖かくを通り越して暑くなってきたので、そろそろゴキブリ達の世話も本腰を入れます。
何故更新しないかと言えば、まあ正直サボっているのもありますがそれ以上に画像を貼ることが出来なくなってしまったからです。更新しようとも、画像を貼ると毎回落ちるためにもどかしい思いをしながら結局途中で投げ出しています。
本気で解決しようとしてないので何にも言えませんが。
グロウスポット床換え
グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)が最近よく目に付くのは皆成体になってきたからだろう。
そして雄同士の喧嘩もそれに比例して増えてきた。
常に朽木の上で争っている。このままではマズイ。
という訳で床換え。久しぶりである。
その最中に気づいたのだが、彼らは壁をよく登る。
何を今更、と思うかもしれないがマットがあると直ぐに潜るため、案外登ることを忘れがちになってしまうのだ。
雄個体が多い。喧嘩の理由もここにありそう。
雌雄の比率が変なことに関係あるのかはわからないが、胴体の節が一部増えている(?)雌がいた。遺伝なのか、それとも環境だろうか。
最近忙しくなってきて更新の頻度が下がっていますが、虫的にはこれからが本番ですね。
程程に続けていきたいと思います。
大量死の予兆
虫をコロニーで飼育していると、全滅する予兆とも言える臭いを感じることが多多有る。
デュビア(Blaptica dubia)は酸味が強く、甘ったるいような臭いがすると近いうちにそのコロニーは壊滅する傾向にある気がする。
そして現在このケースからその臭いがしている。
このケースはオークションに出品するためにデュビア成虫を53ペア詰めたものであるのだが、このケースだけ例の臭いが発生した(他に詰めた二ケースからは発生していない)。
中はこのような感じ。
見た目に変な所は無い。
この中から雄10頭雌20頭を選別して別のケースへ移動させる。
写真では分かりづらいが、雌の腹が全員少し長めになっている。ただ、餌を食べた直後なのでこれが直接の原因なのかは不明。
そして本ケース(一番数が多いケース)から雄5頭雌5頭幼虫5頭を取り出し、一緒に飼育する。
左が異臭のするケース(56匹)
右が混合ケース(45匹)
対照実験としては穴が多いが、とりあえず簡単な検証からゆっくりと始めていこうと思う。結果が出たらまたこのブログでお知らせします。
オオゴキブリ床換え
オオゴキブリ(Panesthia angustipennis)をトンと換えていないことに気がついたので、折角の機会だからとマットや材を新調した。
思い立って直ぐ行動に移したために写真がほぼ無い。
とりあえず成体を隔離してマットを捨てる。
写真を取り損ねているが、半年近く経ったマットは全て砕かれ黒色になっており、埋めていた材も殆どが土状になっていた。
脱皮して間もない幼虫。
成虫が二匹(内新成虫一匹)、幼虫十一匹という結果だった。実は今回産仔出来る個体が二年目の雌成虫一匹だけしかいなかったため、今いる幼虫は全てその雌個体が産んだことになる。想像していたよりもずっと多い。
幼虫が殖えたので朽木は二つ。
ちゃんとした理屈は無いが、なんとなく全部新しいマットにすると消化に悪そうな気がするので間間に古いマットも混ぜておく。
マットの層が綺麗に分かれている。
これが全部一色になったらひっくり返す。宛ら糠床である。
オオゴキブリの仲間の飼育は漬物の作り方によく似ている。
春と漣
近所の大型ショッピングセンターの壁で今年初のスズメガを確認。
サザナミスズメ(Dolbina tancrei)
普通種ではあるものの、あまり街中では見かけない。
良く晴れた朝だったため、日陰とはいえ逆光気味だ。まじまじと見ると苔色の体色が美しい。
羽化したての個体なのだろう、特徴的な羽根の白い点や胸部の斑紋がクッキリとしている。
幼虫の食草はトネリコやヒイラギなどのモクセイ科とあるが、自分は見かけたことがない。ヒイラギやモクセイのような硬い葉は食べづらそうだ。
正直な話自分はヒメサザナミスズメなどと区別出来ないのだが、近縁種は千葉では未確認のようなのでサザナミスズメとした。もし勘違いであれば、ご指摘願いたい。
鳳梨②
ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)
暖かくなり、彼らも活発になってきた。パイナップルは似合わない。
グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)
この画像だけ見ると一体何を飼育しているのかわからない。写真を撮る前に少し刺激しすぎたせいで全員隠れてしまった。
オガサワラゴキブリ(Pycnoscelus surinamensis)
ヤマトゴキブリとは一転、良く似合う。生息地ではよく畑に見られるが、矢張りパイナップルは主食の一つだろう。
インシグニス(Aeluropoda insignis)
随分と無理のある姿勢で食べる。
デュビア(Blaptica dubia)はもう割愛である。