イエヒメアリの猛攻
イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)
名前にもある通り、家屋に侵入するフタフシアリ亜科のアリ。一応害虫として扱われることが多い。
何故こんな話をしているかと言うと、我が家にもその姿がちらほらと見えているからである。
この間ふと床を見ると恐らくパン屑であろう何かに集る彼らと、その行列が床を張って机の裏へ繋がっていた。
だが床も机の裏にも巣らしきものは見当たらない。
スグ横がベランダであるため、外から入ってきたのかと思ってその時は放置した。
が、今度は机の上をかなりの個体が歩いている。流石に妙だと思いガッツリと掃除を決行したところやっと本拠地を見つけた。
これだ。
何かと言うと、折り畳まれた銀行のパンフレットの隙間である。
拡大するとこんな感じ。
幼虫や蛹がワーカーによってあちらこちらへ整理されている。
その体の小ささを活かしてこんな僅かな空間で発展するのか、と脱帽する一方でこんなになるまで放っておいた自分の不甲斐なさを恥じた。
取り敢えず掃除をしよう。