グロウスポットローチ成長確認
グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)のケース内に新成虫がチラホラ見受けられるようになってきたので一度引っくり返すことにした。
前回確認したのは三ヶ月程前であったが、明らかに全体が黒くなっている。全ての幼虫が四齢へと成長しているのだ。
そしてこのゴキブリはその成長の度合いが分かりやすい。
これはつい先日四齢になったばかりの幼虫。背中の模様が良く見える。
これが時間が経つにつれて段段とくすんで茶色に変色してくる。というのも、連日マットに潜り込むために体の白い部分が染色されていく為である。
雄の成虫はもっと分かりやすい。頭の白い二つの点がこの個体は茶色になってきている。因みにこの個体はここにいる全ての個体の両親の片割れ。かれこれ成虫のまま16ヶ月も生き続けている。サイズの割には長命だ。
そしてこちらが先日羽化した新成虫。頭の点も然る事乍ら、体の脇の白いラインもまだ真っ白なままだ。本当は腹側を見るのが分かりやすいのだが、暴れて中中撮影させてくれなかったため断念した。
彼らが掘り進めた朽木は、半分砕いて床材に混ぜ、残りを埋め込む。これが完全に粉砕された頃が床換え時期の目安としている。
朽木から剥離した樹皮は取り除いて乾燥させておき、地表性のゴキブリのセットに回すと効率が良い。