洋梨③
またまた続き
オガサワラゴキブリ(Pycnoscelus surinamensis)
既に地表を沢山の個体が彷徨く。
入れれば忽ち集まってくる。物凄い嗅覚だ。
彼らは基本的に端から齧っていく。稀に乗り込んでまで食べる個体もいるが、大抵は後ろから押されて乗ってしまっただけであり、基本的にどの種も几帳面に食べる。見ていて心地が良い。
ハイイロゴキブリ(Nauphoeta cinerea)
彼らも直ぐに集まる。餌に気がつくとシェルターの下からわさわさと出てくるため、擦れる音が物凄く響く。音だけ聴くと餌を追いかける小型爬虫類を彷彿とさせる。
あっという間にこの有様。この後更に二枚程切れ端を投下したが、十分程で綺麗に片付けられていた。彼らの食べるスピードならシェルターに水分が吸い込まれる前に食べてくれるため、黴に覆われる心配が無い。