オオゴキブリ瀕死
オオゴキブリ(Panesthia angustipennis spadica)のケースを開けると、ひっくり返っている個体が目に入った。
つつくと踠くものの、逃げられないようだ。
持つと、脚が固まってしまっていることがわかる。脚の根本や触角は動かせるものの、しがみついたり歩いたりは出来ない様子。
翅は傷一つ無く綺麗なままである。寿命や疲労によるものとは考えにくい。しかし他の個体は特に支障があるような様子も無く、目立ってカビやハエなども見られない。
回復の見込みは薄いが、まだ生きているためゼリーを与えて軽く土を被せるように安置した。