裏の毛深
2年に1度発生するケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)。今年はその発生しない側の年、所謂裏年というものだ。
雄が大半で雌は非常に貴重と言われるケブカコフキコガネだが、裏年だと雄すらその雌ほどの頻度でしか見つからないという。
そんな裏年の個体を発見した。
実は同じ場所で、自分の知る限り今季既に三頭見つかっている。これで四頭目だ。
前回の表年ではかなりの個体数を確認出来た場所だから確かに環境はいいのだろうが、それにしても数が多い。おまけに、表年と比較しても発生期間が長い。
もう少し継続して調べて、取り敢えず短報で記録しておいた方がいいかもしれない。
結構禿げているので、発生後期ではあるようだ。それでも去年は一月が発生の限界だったが……。