南大東島
南大東島。
実は、画像データが殆ど飛んでしまった。
TG-5で撮影した画像が消えてしまったため、スマホで撮った写真しか残っていない。
それに、ペースが遅いと思うので淡淡と書き切りたい。
ダイトウヒラタ(Dorcus titanus daitoensis)の死骸。
色色回って計三頭分見つけたが、結局成虫には会えなかった。
2日かけて彷徨いてもダイトウヒラタは見つからず、ただ只管に色んな産地のダイトウマメクワガタ(Figulus daitoensis)が集まるばかり。おまけにそれ以外の虫……特に鞘翅目が見つからないときて気持ちも沈む。
島中に仕掛けられているタイワンカブト(Oryctes rhinoceros)用のトラップを覗き込んで気を紛らわせたりしていた。
途中、タイワンカブトにしてはやけに小さい糞が倒木の下にまとまっていたため、ダイトウヒラタとは言わずともハナムグリ系の何かの幼虫がいるのではないかと期待したが結局何も出ず。
夜に徘徊しても依然としてカエルが歩くばかりである。
ただ北大東島では一匹しか見られなかったリュウキュウモリゴキブリ(Episymploce sundaica)は、南大東島ではそれなりの数が確認できた。
畑地帯の地表でよく見られる。
成虫・幼虫含めて採集したが、残念なことに累代出来ずに死んでしまった。