北大東の他の蟲たち
朽木をひっくり返すと高確率でタイワンオオムカデ(Scolopendra morsitans)が出てくる。
そこら中と言って差し支えない。噛むことはあまりなく、毒もそんなに強くないとは言うものの突然飛び出されると流石に驚く。ゴキブリなどの昆虫が隠れ家にしている朽木は格好の餌場なのだろう。
北大東島は島の中に輪状の丘があり、その外部と内部でやや雰囲気が違う。丘の内側を散策すると鱗翅目がちらほらと見られた。
リュウキュウアサギマダラ(Ideopsis similis)
ニシキヒロハマキモドキ(Nigilgia limata)
ツシマモンシロモドキ(Nyctemera adversata)
海洋島とは言え、飛翔能力の高い昆虫は自然分布でも入ってくるのだろうか。それとも彼らも人間と共に入ってきた類なのだろうか。
ミツバチ
……わからない。半翅はそこまで飛翔能力が高そうには思えないが。
種名が無いものは後で追記します。