アトロポス崩壊の予兆
アトロポスドクロゴキブリ(Blaberus atropus)が怪しい。
具体的に言うと、伸びている。
脱皮直前にこうなることも稀にあるが、頻度が高すぎる。
三齢でもこの有り様。
成虫もその傾向が見られる。
他のゴキブリでもあることだが、この傾向に突入した時は大抵そのままの飼育を続けると全滅する。
なんとなくの傾向としては
・体が伸びる
・餌をあまり食べなくなる
・捕まえた時に水分をよく出す
・甘酸っぱいにおいが漂っている
が挙げられる。
こうなるのは少なくともBlaberus属とEublaberus属で確認している。
このような時、共通することに「床材の湿度が高い」ことと「餌として野菜や果物を多く与えている」ことがある。
特に後者は、糖度の高い果物を立て続けに与えると起きやすいように感じる。
気温が下がってタダでさえ体調を崩しやすいこの時期、慎重に調整しなければいけない。