師走の沢登り①
今年最後の沢登り。
今回は初めてのポイント。どこに何があって何がいるのか、全くわからないので楽しみである。
普段景色などを一切撮っていなかったため、今回は風景の写真も撮ってみた。
……正直わからない。
多分九〜十月の台風の影響であろう、比較的新しい倒木があちこちに見られた。
沢に降りる。気温は18℃とやや高め。
オオハシリグモ(Dolomedes orion)
大きくて速い。力も強い。格好良い。
沖縄本島の個体をオキナワオオハシリグモと度度呼ばれているのを聞くが、亜種分類は今どうなっているのだろう。
金色の微毛が全身を覆い、滑らかな質感になっている。昆虫やカエル、時には水中で魚やオタマジャクシをも捕獲して食べるらしい。防水の効果があるのだろうか。
飼育はそんなに難しくもないと聞くが……。
すぐ側にはミナミオカガニ(Cardisoma carnifex)
こちらも大きくて速い。力が強い。
そして沢山いる。
魅力的な種が普通種であるのは素直に嬉しい。自分は稀少度や美しさよりとにかく「大きくて強い」生き物が好きだ。
かなり上流に位置している沢なので、植物の種類も独特。
シダが特に多いか?
そんな植物をよく見れば
ゴキブリ
ゴキブリ
幹にも
ゴキブリ
アングルがほぼ一緒だ。
こう見比べると青青しい葉の上にいる方が発色が良い。