ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

昼高尾①

 

 

ついこの間行ったばかりだが、再びの高尾山に。

今回は珍しく朝から赴く。

 

午前十時に到着。お昼ご飯を買おうと近くのコンビニに行くと窓ガラスに枝が張り付いている。

てっきり蜘蛛の巣に折れた枝がくっ付いたままになっているのかと思ったが、よく見ると何かが変だ。


f:id:polipG:20180820005356j:image

正面だと気が付かないが、斜めから見ると確りとした脚で壁を掴んでいることがわかる。

ツマキシャチホコの一種だろう。

翅の先が割れた枝に見える点といい、触角と脚を畳み平らな頭を見せる点といい、見事なまでの擬態っぷりである。単なる模様のみならずその立ち振る舞い含めての擬態と言える。

 

 

コンビニの前には小休止しているトンボ。
f:id:polipG:20180820010314j:image

 


f:id:polipG:20180820010352j:image

特徴的な腹部。

サナエトンボ科だろうが蜻蛉目はとんと疎く、種類まではわからない。有識者の同定求む。

 

 

さて、そんなこんなでたっぷり時間をかけてウォームアップも済んだ所で登山開始である。

今回の目的は特にこれと言った目当ての昆虫はおらず、明るい高尾山をぶらぶらと歩くのと前回来た際に見たキノコをもう一度見ることである。

 

一号路からとことこと登る。八月ということで登山客が非常に多く、流石に道端にしゃがみこんで倒木をひっくり返すような真似は迂闊に出来ない。

……良い感じの朽木があった時は隙を見計らって裏を確認したが。

 


f:id:polipG:20180820010924j:image

道端にコクワガタ(Dorcus rectus)。

良い雰囲気。

 

 

イラクサ科の植物には小さな黒い粒。
f:id:polipG:20180820011556j:image

チビタマムシの一種。

この葉と、その隣に生えていたクワに付いていたが種類はまるでわからない。

写真だけで同定できる気がしないので数頭採集した。

 

取り敢えず今日はここまで。

明日続きを書こう。