ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

樹皮の上の共生

 

マツ科の樹皮に何やら蠢く影。


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近付いてみるとクサアリの仲間とクチナガオオアブラムシの仲間が大量に群れている。


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クチナガオオアブラムシはその名の通り口吻が非常に長く、木本植物でも樹液を吸えるがその代わりにもう自分の力では抜き差しすることが叶わない。そこで、クサアリ類に甘露を与える代わりに口吻の抜き差しと警護をしてもらっているのである。

 

ここまでくるともはや共生というより相利寄生とでも言った方が正しいのではないかとすら思ってしまう。

 ムシは不思議に満ちていると最近更に感じる様になってきた。