幽霊の引越し
ユウレイゴキブリ(Eublaberus posticus)
明らかに手狭。
ストレスか、或いはいじめのようなものなのかある一匹が集中的に翅を齧られている。他の個体も、無傷のものはいない。
また、上の写真でも少し映り込んでいるが幼虫が殖えてきた。
小さいと3mmほど。大きいものでは既に10mm近くまで育っている。
という訳で前前からやろうやろうと思うも中中実行できなかった、ケースの拡張を行う。
とは言っても他のゴキブリ同様やる事は変わらない。
無添加腐葉土を敷く。彼らは潜るものの積極的に食べはしないので2cmほどで充分。あまり深いと黴や小蠅の発生源になり得る。
腐葉土は安い・多い・汎用性が高いと三拍子揃った万能マットだが、それだけにちゃんと農薬や肥料が混ざっておらず、程よく葉が残っているものを吟味する必要がある。もし駄目でも大損するような値段はしないので、まずは買ってみてパッチワークテストのように何種かのゴキブリで試験的に飼育し、それから決めると良い。
さて、後はシェルターごと移して終わりである。彼らは飛ばない上に壁も登らず、また比較的大人しいので非常に掃除が楽だ。今回は幼虫も多いので床材ごと全部入れる。
昆虫ゼリーと人参の皮を入れると忽ち食べに来た。