グロウスポット大量
グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)
お気に入りの種だが、何分世話の手間が無いため気がつくと環境が悪化している事がある。クチキゴキブリなど、材に潜る種はこの傾向が強い。単に自分が目に見えてないと忘れがちになってしまうだけなのだが。
そんな中、朽木を見ると何やらちらちらと蠢く影が。
幼虫が生まれていた。とても小さい。
雌成虫の頭部ほどの大きさしかない。
よく見ると樹皮の裏に幼虫同士で集まっている。
少なく見積もっても20匹はいるだろう。
そのオオゴキブリに似た生活スタイルから勘違いをしていたが、意外と多産なようである。その代わり、親と仔の繋がり(?)は薄いようだ。
そもそもこのコロニー自体1ペアの親から生まれたものであり、その時は一度の産仔で32匹が確認できた。
少し減り、また雄の割合が高いとはいえもし全ての雌がこのペースで仔を生むとなると想像よりかなり早い速度で殖えていきそうだ。
ケースや床材、置く場所などに常に困りながらも、矢張りゴキブリ飼育は殖える楽しみが何より勝る。