大量死の予兆
虫をコロニーで飼育していると、全滅する予兆とも言える臭いを感じることが多多有る。
デュビア(Blaptica dubia)は酸味が強く、甘ったるいような臭いがすると近いうちにそのコロニーは壊滅する傾向にある気がする。
そして現在このケースからその臭いがしている。
このケースはオークションに出品するためにデュビア成虫を53ペア詰めたものであるのだが、このケースだけ例の臭いが発生した(他に詰めた二ケースからは発生していない)。
中はこのような感じ。
見た目に変な所は無い。
この中から雄10頭雌20頭を選別して別のケースへ移動させる。
写真では分かりづらいが、雌の腹が全員少し長めになっている。ただ、餌を食べた直後なのでこれが直接の原因なのかは不明。
そして本ケース(一番数が多いケース)から雄5頭雌5頭幼虫5頭を取り出し、一緒に飼育する。
左が異臭のするケース(56匹)
右が混合ケース(45匹)
対照実験としては穴が多いが、とりあえず簡単な検証からゆっくりと始めていこうと思う。結果が出たらまたこのブログでお知らせします。