インシグニス床替え
最近、インシグニス(Aeluropoda insignis)のケースが騒がしい。バキバキというぶつかる音やバタバタという走り回る音、フシューッという音が頻繁に響く。
ほぼ全ての個体が羽化した今では、この容器では手狭なのだろう。雄の前胸部にある立派な角も争うためにあるのではないか。
このままではそろそろ生まれるであろう幼虫にとって良くないので、久しぶりに床換えを行う。
清掃するにあたって中の生体を全て他ケースに移動したのだが、やはりマダガスカルゴキブリは砕木マットがよく合う。殖えると掃除が面倒だから導入していないが、この程度の数であれば初めはこの状態の方が良かったやもしれない。
さて、いつも通りお湯で汚れと油を洗い流し、軽く水分を拭き取った後にワセリンを塗る。
炭カルを使用したこともあるのだが、やはり自分的にはワセリンの方が使い勝手が良い。
少し汚れた時には上から塗り直せば綺麗に元通りになるし、炭カルでは踏破することもある小さな幼虫も全て防げる。難点は床材を使用するセットでは張り付いてしまって寧ろ足場になる可能性があるという点か。
どんな手段も一長一短だと思うので、各各方が気に入ったモノを用いて気楽に飼育するのがベストだと思います。
卵パックをセット。
一枚増やして隙間が生まれるようにセットした。これで体の小さな個体や幼虫も安全にいられるハズ。
生体を戻し、ゼリーを二つ入れて床換え終了。
よく食べる。