インシグニス(Aeluropoda insignis)が全て成虫になった。
糞は乾いており、黴も見られず、他では無いくらい順調に育ってきている。とても喜ばしい。
ただ、一匹だけ少し体節に不安がある個体がいる。
数年前にサツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis)で見かけた体節不全に比べればささやかなズレであり、ゴキブリ全般に見られる現象ではあるが気になる。
むしろこの様な個体だけ選別していけばいずれ体節が増えた系統として固定出来るのだろうか……ショウジョウバエなどではよく研究されている分野だが、ゴキブリでの例はあまり耳にしない。