グロウスポットローチ床換え
ペアで飼育していたグロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa) の幼虫が育ってきてケースが手狭になってきたため、一回り大きいケースに床換えすることに。
雄成虫と幼虫
本来朽木食だという話を耳にしたので、今回からホダ木を導入してみる。
意外といた
生体を出してみると大小合わせて37匹もの幼虫がいた。ペアで一年飼育でここまで産むとは予想外。見た目や生態から勝手にオオゴキブリと同じように扱っていたが、認識を改めた。沢山いるのは喜ばしいことだが、成虫になったときに縄張りを作るか作らないかが少し気がかり。
移すケースの用意をする。使用するのはクワガタの産卵用のホダ木とクワガタ用マット。
沸かして注ぐだけ
中に水をしみこませるためにお湯をかける。クワガタの飼育ほど入念にやる必要はないので、割りばしでクルクルと10分ほど転がしたら引き揚げて冷ます。沸騰させた湯を使うのはそっちの方が早く水が染み込むためと、もし万が一中に虫がいてもこれで殺虫出来るため。
湿らせる必要はない
底にはクワガタ飼育用の砕材マットを敷く。
少し温かい
そこに冷ましたホダ木を入れ、
ホダ木が半分埋まる程度までマットを入れて終わり。
ホダ木の水分量に合わせてこのタイミングで霧吹きをして、湿度を調節する。
ダバァ
後は生体を戻して完了。実際に木やマットを食べるかわからなかったため、昆虫ゼリーを入れておいた。ヤシガラ土で十分育てられたのだから必須ではないようだが、さてどうなるだろう。
余談だが、オオゴキブリなどもこのようなセットで飼育すると観察が容易で「飼っている」という感覚を味わえる。だが床材が乾燥するスピードは速い。