ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

インシグニス床替え

最近、インシグニス(Aeluropoda insignis)のケースが騒がしい。バキバキというぶつかる音やバタバタという走り回る音、フシューッという音が頻繁に響く。 ほぼ全ての個体が羽化した今では、この容器では手狭なのだろう。雄の前胸部にある立派な角も争うため…

ヒメマル定期確認

ヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)のケース。見た感じでは何もいない。 ウッドチップを裏返すと母虫とその仔らが一同に集っている。本当にダンゴムシ然とした昆虫である。 本当はゼリーや鯉の餌を入れたいのだが、何分数が少なく個体も小さいために張…

冬の珍客

部屋で作業をしているとやけに大きな羽音が聞こえてきた。 初め網を振るった時は只のニクバエだろうと思っていたのだが、どうやら見たことの無い姿をしている。 この時期にこのサイズの双翅目はあまり見ない気がする。 調べてみるとキゴシハナアブ(Eristalin…

大量入荷

入手したのはシェルター用の紙製卵パック。 今回は全部で52枚。隣に写っているのはデュビア(Blaptica dubia)の飼育ケースで、この卵パックを四枚使用している。 この卵パックは、土に潜る種以外は全てカバー出来ると言っても過言ではないほどにゴキブリ飼育…

誤算と怠慢と慢心

ジャイアントウッドローチ(Archimandrita tesselata)の飼育ケースとして使っていた衣装ケースの蓋がバッキリとひび割れた。 原因は明確で、上にデュビア(Blaptica dubia)の飼育ケースとして使っていた同型の衣装ケースを重ねていた為だ。 始め重ねた時は土が…

NG食材

大根の皮と茄子の蒂部分。 何でも食べ尽くす事でお馴染みのハイイロゴキブリ(Nauphoeta cinerea)ですら食いが悪い。 水分量としては果物にも引けを取らない為にそれなりに食べてもらえると思っていたのだが、ここまで無関心に取られるのは意外であった。消化…

ギガンテウス定期確認

ブラベルス・ギガンテウス(Blaberus giganteus)。デカい、がかなり小心者で小食。 大きさの割に薄く、また軽いのでかなり貧弱な印象を受ける。 そして刺激を与えるとなんとも言えぬ臭いを放つ。もしかすると飼育している中で最も臭いが強いかもしれない。表…

サツマゴキブリテネラル

サツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis)の羽化。 こちらでも周りに成虫が集まっている。 別アングル ケースが擦れているため非常に見えにくいのだが、五匹の成虫が集っている。 新成虫は何か誘引する物質を放っているのだろうか?彼らは抜け殻を食べない…

ユウレイゴキブリテネラル

ユウレイゴキブリ(Eublaberus prosticus)も続続と羽化してきている。 個人的にはこのような羽化後二、三時間の色が最も好み。 今日もまた新たに羽化した個体を見かけたのだが、なんだか様子が少しおかしい。 よく見ると翅の一部が既に齧られていた。羽化した…

デュビア抱卵

ふとデュビア(Blaptica dubia)のケージを見るとシェルターの上で雌が卵鞘を付けていた。 ゴキブリは、交尾を終えると精子を受精嚢という臓器に溜めておく。その後輸卵管を通ってきた卵は受精嚢を通過する際にその蓄えられている精子によって受精し、そのまま…

洋梨③

またまた続き オガサワラゴキブリ(Pycnoscelus surinamensis) 既に地表を沢山の個体が彷徨く。 入れれば忽ち集まってくる。物凄い嗅覚だ。 彼らは基本的に端から齧っていく。稀に乗り込んでまで食べる個体もいるが、大抵は後ろから押されて乗ってしまっただ…

洋梨②

昨日の続き。 グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa) 未だに慣れてくれない。親二匹は蓋を開けても潜らなくはなったが、それが慣れなのか或いは子が堀り跡に詰まっているせいで潜れないだけなのかは不明。だが後で見ると綺麗さっぱり無くなっていた…

洋梨①

洋梨を頂いたので、皮や芯をゴキブリ達にお裾分け。画像は三個分。 ジャイアントウッドローチ(Archimandrita tesselata) 幼虫がすぐさま駆けつける。最近漸く人にも慣れてきたようで、蓋を開けると寧ろ土の中からひょっこりと顔を見せるようになった。愛いや…

分解実験

毎年この時期になるとミカンの消費が激しくなる。そしてそれに伴いテレビなどではミカンの皮の活用法として「乾燥させて入浴剤に」などと取り上げられるのをよく目にするようにもなる。 その中に「乾燥陳皮(ミカンの皮のこと)は燻すと蚊などを寄せ付けなくな…

動画紹介

先日、ニコニコ動画を見ていた時にランキングに動物紹介動画が上がっていたため遡って見ていた所、気になる動画を発見。対談形式と多数の画像を合わせて説明しているため、ざっくりとした理解にはかなり便利じゃあないかと思いました。 以前ランキング一位に…

インシグニス成虫

インシグニス(Aeluropoda insignis)が全て成虫になった。 糞は乾いており、黴も見られず、他では無いくらい順調に育ってきている。とても喜ばしい。 ただ、一匹だけ少し体節に不安がある個体がいる。 数年前にサツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis)で見…

クロイロコウガイビル

雨上がりの地面にテラテラと光る黒い線。 クロイロコウガイビル(Bipalium fuscatum) この時期に見かける印象は無かったが、急に日が照って気温が上がったために出てきたのであろうか。苔の上をゆったりと進んでいた。 5cm程の小型の個体であったが、その名…

サツマゴキブリ雌雄

これはサツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis)の雌成虫。年を食った個体なので触覚が短く、光沢も剥げてきている。 そしてこちらが雄成虫。流石に手に乗せるとすばしっこく、同じアングルでは撮れなかった。こちらは羽化して間もないためよくテカっている…

ヤマトゴキブリ爆産

ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)がまた殖えた。 ご覧の通りシェルターがかなり汚くなっているので替えたいところではあったのだが、まだ幼虫が小さかったために少し待っていた。あと一ヶ月位で交換できるな……と思っていた矢先に新しい幼虫が。 大きさ…

復活

体調を崩してしまい、数日間分更新が出来ませんでした。 本日一気に更新します。 体が怠く、ゴキブリの世話をする気力も無しでただケージの入った棚を眺めていたら違和感が。 蓋から何かが飛び出ていると思ったらサキシマヒラタ(Dorcus titanus sakishimanus…

アトロポス床換え

ブラベルス・アトロポス(Blaberus atropus)のケースが手狭になってきたので、掃除も兼ねて床換えをすることに。 幼虫は潜っているため、画像では成虫しか見えない。余談だが、飼育を始めた二年前から今日までヤシガラブロックと卵パック以外の床材を入れた記…

貴重な脱皮シーン

グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)が羽化していたので撮影。 彼らは画像の通り地中で空間を作ってその場で脱皮し、体が固まるまで出てこない。つまりテネラルの姿は中中見られない。 様様なゴキブリの中でもレア物である。

アカスジキンカメムシ幼虫

茨城県南部の街路樹の幹に止まる白黒の虫を発見。 アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi 本州〜九州に生息する、日本で最もポピュラーなキンカメムシ。キンカメムシの仲間は非常に美麗な事で知られており、この幼虫もよく見れば体表が煌めいていて綺麗…

穴開け癖

デュビア(Blaptica dubia)のケース。シェルターとして紙製卵パックを使用している。 だが何故か毎回大穴が開く。それも端の方の数箇所だけ。 下の方も、見れば穴が開き始めている。勿論齧っているからに違いはないのだが、端だけそうなる理由はなんなのだろ…

雙峰祭へ行ってきました

11/4(金)〜6(日)に筑波大学にて開催されていた雙峰祭へ行ってきました。 向かう途中の公園にあった親子フクロウの石像。 あちこちに大量に見られたジョロウグモ(Nephila clavata)。急に寒くなって慌てたのか、1本の街路樹に三、四匹の頻度で見られた。 クイ…

まるで充たしたばかりの飼い葉桶のよう

この時期は乾燥しがちです。特に放置が基本となる種のゴキブリは。 暫く世話をしていなかったドミニカローチ(Hemiblabera brunnei)に水分補給も兼ねて昆虫ゼリーを与えた。もうこの群れは昆虫ゼリーの匂いを記憶しており、落とすと直ぐに腐葉土の隙間隙間か…

ヤマトゴキブリ雄成虫

ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)の雄成虫が発生していた。 実際シェルターの中は高密度であり、かつ開いて見ていた訳では無いのでもしかしたら普通に発生しているのかもしれないが、久しぶりに姿を見かけた。 野生でも飼育下でも、ヤマトゴキブリは不…

ヒメマルゴキブリ産仔

先日紹介したヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)が見事に産仔した。 真っ白な上、丸いために下の水苔と区別が付きにくいが、母親の傍に小さな幼虫が数匹見受けられる。写っている個体以外にも母親の体の下に潜り込んでいるものもいる。 来たばかりだと…

八重山諸島から新着

石垣島・西表島それぞれのヤエヤマオオゴキブリ(Panesthia angustipeniss yayeyamanensis) 西表島の個体。 翅が擦れている様子から、成虫になって一年程度は経過していそうだ。だが雄なので繁殖は叶わない。 石垣島の個体。 先の個体に比べて一回りほど小さ…

丸と姫丸

八重山諸島産のマルゴキブリとヒメマルゴキブリを入手した。 マルゴキブリ(Tricnoblatta nigra) 西表島産の雌成虫。 15mmほどの小型種。名前のように丸くなることは出来ないが、扁平な体は樹皮下に隠れ住むのに適しているのだろう。かなりすばしっこいが平面…

ポーセリンローチ

ポーセリンローチ Gyna lurida アフリカ大陸のゴキブリ。体長15mmほどの小型種。よく登り、よく走り、よく飛ぶという三拍子揃ったゴキブリだが、非常に美麗種。 こちらは黄色が強い個体。自分が初めて飼育した海外産ゴキブリは確かポーセリンローチであった…

ギガンテウスドクロゴキブリ

ブラベルス・ギガンテウス(Blaberus giganteus)が順調に羽化してきている。 狭そう かなり窮屈そうだが、もう暫くはこのまま耐えてもらう。 まじまじと見ると前胸の模様が確りとドクロゴキブリ然としている。ギガンテウスは全くと言っていいほどドクロゴキブ…

オガサワラゴキブリ撒き餌

オガサワラゴキブリ(Pycnoscelus surinamensis)に久しぶりに鯉の餌を与えた。普段は野菜の端材などを与えているため、初めから餌を与えるつもりで開けるのは実は滅多に無い。 投入して5秒程で地面を徘徊していた個体が集まってくる。 5分後にはこの有り様…

ヨロイモグラゴキブリ

昨年の夏に購入したヨロイモグラゴキブリ(Macropanesthia rhinoceros)のアダルトペア。しかし一向に繁殖の気配は無い。 また、最近は常に上に出てきている。床材を新しくしても出たままであるので、困惑。 ユーカリの葉や昆虫ゼリーは食べているし、動きを見…

リサイクル

この間インシグニス(Aeluropoda insignis)が脱皮殻をよく食べるという記事を書いた。そこでふと気になったので軽い実験をしてみた。 入れたのはブラベルス・ギガンテウス(Blaberus giganteus)の羽化殻。ブラベルス属は総じて脱皮殻を食べないのでケースに溜…

オオスカシバ蛹化

タイトルに蛹化と書いたが、そもそもオオスカシバ(Cephonodes hylas)についての記事を書いていない。 昨晩アスファルトの上を徘徊しているオオスカシバの幼虫を捕獲した。体長が50mm程と小柄だったためまだ蛹化するには早いと思い、記憶を辿り辿りクチナシ(G…

ゴキブリ大全

前回に引き続き、書籍の紹介。 『ゴキブリ大全』 青土社 著:David George Gordon 訳:松浦俊輔 定価:2400円 ゴキブリに関する話を、アメリカを中心として世界中の文化・歴史から読み取った一冊。ゴキブリに関する話なら幅広く載せてあり、生態については勿論…

シャイなグロウスポットローチ

グロウスポットローチ(Lucihormetica verrucosa)は今一番お気に入りのゴキブリかもしれない。初めての飼育だが非常に順調に育ってきており、楽しい。 だが未だに慣れてくれず、なかなか平常態の写真が撮れない。最近漸く成虫は見ていても餌を食べてくれる程…

ゴキブリ屋のバイブル

今回は「ゴキブリ屋のバイブル」とも呼ばれる書籍の紹介。 『ゴキブリだもん ~美しきゴキブリの世界~』 幻冬舎 著:鈴木知之 定価:1600円 国内外の様様なゴキブリの写真集である。写真のみならず一種事に細かい解説が付いており、また「ゴキブリの起源」や…

インシグニステネラル

インシグニス(Aeluropoda insignis)が羽化していた。 ゴキブリの脱皮など毎日いくらでも目にするのだが、やはり大型種の羽化はいつ見ても少し心が弾む。 また、インシグニスは他のゴキブリに比べて平坦な場所で脱皮をする印象がある。特に体が重いだとか掴ま…

コバエシート設置

コバエの類いは年中発生するが、この時期は特に発生しやすい。 という訳でコバエ取り用の粘着シートを新しく設置する。 飼育棚の反対側にも一つ。 最近幾つかのケースの掃除を怠ったせいで爆発的に増えてしまった。冬が到来する前に駆逐しなくては、部屋を閉…

負傷ドミノローチ

片方の翅を失っているドミノローチ(Therea olegransjeani)を発見した。もげている訳ではなく、千切れている。齧られたのだろうか。 翅以外は怪我も無く、活動に支障は無い。繁殖も問題なく行えるとは思うが、仮に共食いであった場合はこの個体が狙われるかも…

ブラベルス・ギガンテウス羽化

ブラベルス・ギガンテウス(Blaberus giganteus)が羽化した。まだ暫く先だと思っていたために卵パック等を入れておらず、翅が曲がってしまった。 大きさの割には弱そうに感じてしまうのはジャイアントウッドローチ(Archimandrita tessselata)やヨロイモグラゴ…

ユウレイゴキブリ

ユウレイゴキブリ Eublaberus prosticus コスタリカなどの中南米に生息。学名からもわかるようにブラベルス属によく似ており、実際ドクロゴキブリ亜科。通称「オレンジヘッドローチ」でよく流通している。 現在、中プラケに幼虫成虫合わせて10匹で飼育してい…

オオゴキブリ瀕死

オオゴキブリ(Panesthia angustipennis spadica)のケースを開けると、ひっくり返っている個体が目に入った。 つつくと踠くものの、逃げられないようだ。 持つと、脚が固まってしまっていることがわかる。脚の根本や触角は動かせるものの、しがみついたり歩い…

ダイオウサソリ床換え

ダイオウサソリ(Pandinus imperator)のケースが汚れてきていたので掃除をした。 ゴキブリと比べて随分と手間がかからない生き物だが、その分少少扱いが雑になってしまいがちだ。 外から見ただけで床材の腐葉土にカビが発生しているのがわかる。急いでサソリ…

デュビア給餌

デュビア(Blaptica dubia)の餌が切れていたので追加。 ほぼ空 デュビアはツルツルとした壁面を登れないため、餌が減った容器ではまるでPITトラップの様に沢山の幼虫が閉じ込められている。 幼虫を取り除き、中に残った食べ残しや糞を捨てて補充して終了。野…

思いがけぬコンタミ

二週間前にセットしたヤエヤマオオゴキブリ(Panesthia angustipennis yayeyamensis)のケース。床材の湿度やホダ木の食われ具合を見るために開けた。 上に出てきている個体はいない。 層がある 横から見ると詰め替えの時に少量だけ移した前の飼育セットの土と…

ブラベルス・ギガンテウス参入

ブラベルス・ギガンテウスを飼育している方から、終齢幼虫を6匹購入した。 ブラベルス・ギガンテウス Blaberus giganteus ブラベルス属の中でも最大種。国内で出回っているブラベルスはその学名があまり信用ならないが、ギガンテウスはほぼ間違いなく本種。…

その他昆虫

ゴキブリ以外の虫の紹介。 ムラサキツヤハナムグリ(Protaetia cataphracta) 画像ではシラホシハナムグリ(Protaetia brevitarsis brevitarsis)やシロテンハナムグリ(Protaetia orientalis submarmorea)に見えるが、実際には非常に強い紫色の光沢がある。今年…