ポリプPの飼育日記

ゴキブリを飼っている。

奄美産ホラアナゴキブリ

奄美大島三日目。晴れが続いて過ごしやすいが林道沿いはかなり乾燥してしまっている。 そして例に違わず写真が消えている。撮影して直ぐに確認すればいいのだろうが、フィールドに出ている時はそこまで頭が回っておらず、毎度帰路についてから後悔する。 今…

奄美二日目

奄美大島二日目。 一日目は夜の数時間林道を走っただけなので実質一日目のようなものだ。 幸い天候に恵まれ、良い景色が望めた。 湯湾岳。採集禁止のところも多いのでここでは観察だけ。ただ、タイミングが悪かったのか殆ど生き物は見られなかった。 その後…

3月奄美大島遠征

那覇からフェリーに揺られること十三時間、奄美大島は名瀬港に到着。小雨が降る。 那覇七時発だったため、名瀬に着いたのは二十一時。 先に到着していた友人のレンタカーに迎えに来てもらい、早速そのままフィールドへ。 林道を流していると早速大きな影。 …

南大東島の思い出

南大東島二日目。あまりにも虫が見当たらないため完全に採集を休憩して適当に島をブラついていた。その時の記録。 貯水池。大東島は両島海洋島である上、小さく平たい島であるため水源がほぼ無い。故に島中で貯水池が見られる。 種類はわからないが水鳥が集…

ダイトウヒラタ

前回の続きだが、画像は無い。 非常に無念。 天候不順により、二泊三日の予定が三泊四日に延びたため、最終日と思っていた三日目に余裕が生まれた。 炎天下の下、入っていない薮を見れば進んで木を探す作業。だがその木自体が少ない。 北大東島に比べれば「森…

南大東島

南大東島。 実は、画像データが殆ど飛んでしまった。 TG-5で撮影した画像が消えてしまったため、スマホで撮った写真しか残っていない。 それに、ペースが遅いと思うので淡淡と書き切りたい。 ダイトウヒラタ(Dorcus titanus daitoensis)の死骸。 色色回って…

北→南

北大東島は灯台がある。 南大東島には無いそうだ。理由はわからない。 さて、 予定では全て船で移動するつもりだったが、海の様子が上手く立ち行かなさそうであることと南大東島に予定よりもう少し長く滞在したいということで急遽飛行機に変更することにした…

北大東の他の蟲たち

北大東島。想像以上に生物相が薄く、また外来種が多い。 朽木をひっくり返すと高確率でタイワンオオムカデ(Scolopendra morsitans)が出てくる。 そこら中と言って差し支えない。噛むことはあまりなく、毒もそんなに強くないとは言うものの突然飛び出されると…

令和

元号が変わりましたね。 まあ依然として変わらずにゴキブリを中心に、これからも虫を色色と知る事が出来たら良いですね。 取り敢えずは、遠征の記録を明日から確りと書いていきます。先月は結局一記事しか書けませんでしたし……。 では。

北大東の夜

ゴキブリ探しは矢張り夜の方がいい。 昼の時点で大体何が占有しているかは察しがつくが。 街頭の類いがほぼ無い。 灯台の光がとても目立つ。 路上でコワモンゴキブリ(Periplaneta australasiae)と遭遇。何かの花を食べていた。 ワモンゴキブリ(Periplaneta a…

北大東島

北大東島 沖縄本島から凡そ東に360kmの位置にある、面積12km^2程の珊瑚隆起の島。琉球列島では数少ない有人の海洋島。 海岸が見たことがない風景で新鮮。思えば珊瑚隆起の島を訪れるのは初めてだ。 島は小さく、初日は宿の都合でレンタバイクが借りられなか…

奄美大島

前の大東島の記事も書かぬまま、一週間ほど奄美大島に行っていた。また、その間にフィールドに行ったり世話をしたりなんだりもあったのだが、うっかりミスで画像が全て消えてしまった。 まあ、なんとか書いていきます。

大東島

一週間ほど南北大東島へ行っていました。 明日からぼちぼち更新再開していこうと思います。

ジネズミ剥製

ワタセジネズミ(Crocidura watasei)の剥製を作成。 小さい種は難しいですね。

再びジネズミ

またワタセジネズミ(Crocidura watasei)の死体。 踏まれているようだが、轢死かそれとも死んだ後で踏みつけられたのかはわからない。 夜は結構彷徨い歩いているようだが、素早くて観察が難しい。飼育してみたくもあるのだが。

シロアリ有翅虫

昼に突然湧くようにシロアリの有翅虫が飛んできた。 オキナワシロアリ(Reticulitermes speratus okinawanus) だろうか? 夕方に再び取りに行こうかと思ったが、突如大雨に見舞われたため断念した。

更新低下の謝罪

あからさまに記事を更新する頻度が落ちている。 そこまで極端に忙しいわけでは無いが、書く内容に乏しく、なんとも迷ってしまった結果である。 後出しではあるが、過去の分の記事も含めこれから更新頻度を上げていきたい。

沖縄の茶翅

今日、那覇のとあるお店に行った時にチャバネゴキブリ(Blattella germanica)を目撃した。 チャバネくらいどこにでもいるだろう、と思われるかもしれないが実は沖縄県ではチャバネゴキブリを見る機会というのはほぼ全くと言っていいくらい少ない。 北海道から…

ワタセジネズミ

道端に小さなネズミを見つけた。 ワタセジネズミ(Crocidura watasei)だ。 死んでいる。 野良猫に襲われた、或いは踏まれたのか?と思ったが外傷は見当たらず。臭いも全くと言っていいほどしない。 あまり知らないが、彼らは恐らくトガリネズミ特有の大食漢だ…

ハイイロもやや不調

ハイイロゴキブリ(Nauphoeta cinerea)が非常に汚れてきた。 生態はPeriplaneta属に近く、また湿った環境を好む彼らは殖えるほどに過ごしやすい環境を自分で整えていく能力が高いように思える。 そのため、通気の良い状態で飼育しないと瞬く間に床材をぐずぐ…

アトロポス崩壊の予兆

アトロポスドクロゴキブリ(Blaberus atropus)が怪しい。 具体的に言うと、伸びている。 脱皮直前にこうなることも稀にあるが、頻度が高すぎる。 三齢でもこの有り様。 成虫もその傾向が見られる。 他のゴキブリでもあることだが、この傾向に突入した時は大抵…

台灣金魚

タイワンキンギョ(Macropodus opercularis) ゴクラクギョ科の止水に生息する淡水魚。 実は自分は昔ベタ(Betta splendens)の飼育に非常に熱心だった時期があり、今でも色色な理由から飼ってはいないものの未だにその熱は冷めていない。 ベタもゴクラクギョ科…

苺初挑戦

頂き物の苺。 しかし申し訳ないことに傷めてしまっていた。 もしかして苺をあげるのは初めて? ジャイアントウッドローチ(Archimandrita tesselata) 齧っていた人参を放置して食べに来た。 齧る口。 成虫もよく食べる。 グロウスポットローチ(Lucihormetica …

ヒメマルは上見で区別出来るか

ヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea) 多分雄の終齢幼虫 こっちは雌……? ちゃんと確認していないのだが、大きさが同じくらいでもどう見てもヘリというか縁の形状が違う個体がいることに気がついた。 残念ながらこの個体は譲ってしまい、写真を整理してい…

やんばる毛深

北部でのケブカコフキコガネ(Tricholontha papagena)探し。 雌の記録は中南部より北部の方が圧倒的に多い。 とはいえ、他の虫に比べれば全くと言っていいほど見つからないわけなのだが。 因みにこの採集は昨年末に行ったもの。 結論から言うと、雌は見つけら…

ヒラタドロムシ

北部でヒラタドロムシ幼虫を見つけた。 岩にピッタリと張り付いていてよく見ないと見つからないが、一匹見つかると意外と見えてくる。 大きさはこれくらい。 くるりと回って 元通り。 ヒラタドロムシは冬は全て幼虫なのだろうか。 全くわからない。また春、…

2019

あけましておめでとうございます。 本年も、ゴキブリと共に。 今年は亥年ということで、夏に出会ったリュウキュウイノシシ(Sus scrofa riukiuanus)を。

2018年最後の更新

今年も色色な生き物達と出会えました。 来年も、ゴキブリ含め色んな場所で色んな生き物と会えるように頑張っていきたいですね。 それでは、良いお年を。

ジャイアントウッドの性比?

ジャイアントウッドローチ(Archimandrita tesselata) 雄終齢幼虫腹部末端 雌終齢幼虫腹部末端 他のゴキブリ同様わかりやすい。 成虫 別の成虫 何故か雌しかいない。 成虫は10匹前後いるが、全て雌であった。 しかし初齢から段階的に沢山いるのだからたまたま…

茅打バンタ

茅打バンタ周辺へ。 ゴツゴツとした岩肌が多い。 頭隠して尻隠さず。 サツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis) 幼虫も。 最近、姿を見かけなかったが乾燥した岩ばかりの地帯だとこの時期でも優占種のようだ。 ゴキブリいる所であればほぼ必ず彼らがいる。 …