丸と姫丸 観察容器
先日のマルゴキブリ(Tricnoblatta nigra)とヒメマルゴキブリ(Trichoblatta pygmaea)を産地別にミニプラケースに分けた。
どちらも仔がいるので彼らが大きくなるまではこれで飼育する。ただ、懸念すべきはこの飼育方法は非常に黴が生えやすいこと。乾燥させると幼虫はダメージを受けるので、食べ残しは毎度捨てて定期的に掃除する他ない。
マルゴキブリ雌成虫。
落ち着いて観察したらマルゴキブリとヒメマルゴキブリはほぼ見分けられた。それについてはまた今度。
カテゴリの見直し
ゴキブリについて、時折脱線しつつも約一年書いてきて思ったのは、よくよく考えるとこのブログではあまり正確な情報が書けていないのではないか?という事だ。
ゴキブリ飼育についての情報は、最近増えてきているとはいえ未だ少なく、自分自身も色色試行錯誤の中にある。そんな状態で正確な情報云云など烏滸がましいとは思うものの、矢張りその中での経験をもう少し確りと書いていってもいいのではないか。
飼育を始めた当初は基本的にブログが情報源であったし、このブログもそういった形で新たな飼育者の手助けになれば幸いである。
さし当たっては先ず、個個の種についての説明記事は「ゴキブリの飼育方法」と区別する。これからは「ゴキブリ説明」というカテゴリで個個の種のデータや飼育法などを保存版として記していきたい。
サボテンまとめ
サボテンを植え替えた。画像は九つだが、今根を切って洗ったサボテンを一つ乾燥させているので三日ほど経ったら十個整列することになる。
撮影は十一月六日。成長の記録としよう。
確実では無いが、これかな?と思う品種名と共に一つ一つの画像も貼っておく。
左上から右下に向かって
「ギムノカリキューム」
聖王丸(ペンタカンサ)
「マミラリア」
金星
「ミニサボテン」
「ノトカクタス」
「フェロカクタス」
棘無王冠竜
「ミニサボテン」
王冠短毛丸
「フェロカクタス」
日の出丸
「ミニサボテン」
縮玉
「ギムノカリキューム」
これだけは一つの鉢に二つ入っていた。
つまり九種類十個のサボテンとなる。
品種名や学名は判明したものから随時更新していくつもり。
レッドローチ復興……?
一ヶ月半程前に大急ぎで掃除したトルキスタンローチ( Shelfordella lateralis)。
死に続けてはいるものの、復活の兆しは少しずつ見えてきた。
前までの中プラケではもう大きすぎるので小プラケに移動。
画像右端に二齢幼虫の姿が見える。成虫は依然減ったが、卵鞘が二個位孵化したようで幼虫がそこそこ出てきた。
そしてこちらが本題。
前回から卵を産ませることに集中して飼育してきた。とは言っても「清潔にする」「適度な湿度を保つ」というだけだが。
その甲斐あって形は少少歪ではあるものの良く詰まった卵鞘が十一個手に入った。恐らく数個は空であろうが、それでも充分である。
ゴキブリ科は健康な卵鞘さえ集まれば壊滅的になっても復活の可能性が高い。オオゴキブリ科の卵胎生は孵化率とその後の生存率の高さが強みだが、正直飼育下においては矢張り劣る。
兎に角このまま程程に加湿して孵化を待つ。
チランジアの着生方法
チランジアと言えばやはり着生植物ということで、バークチップに着生させてみる。
バークチップはゴキブリやクワガタの転倒防止用に使っているもの。
チップの大きさはこれくらい。
錐で三箇所穴を開ける。材質からしてバラバラに割れそうであったが、案外簡単に開けることが出来た。非常にシュミラクラ効果を感じる出来栄え。
まずそのまま縛り付けた時にダメージを与えないようにしつつ、しっかり止められるように水苔で包むようにする。
イオナンタも同様。
カプトメドューサはお気に入りなので少し違う着生をさせてみようと思う。
これは昨年末に拾ってきた流木。
ここの真ん中の窪みにカプトメドゥーサを置いて、水苔で包む。
ナイロン糸で止めて終わり。
馴染むまで暫くは室内に置いて、二週間ほどしたら外に設置しようと思う。
カプトメドゥーサは場所を取る。